10月15日から予約開始。/3G+Wi-Fi 29,980円の限定50万台には5000円のプリペイドデータプランがついてくる!
昨9月14日に行われた「ソニーカンファレンス」の内容はまさにPlayStation Vitaが持つ可能性を広げるものだった。
発売日が12月17日と決定。3G+Wi-FiのパートナーにNTTDoCoMo。ロンチタイトルは驚きの26本。Twitter、Facebook、Skype、ニコニコ動画との連携など内容は盛りだくさんであった。
今回はその情報を整理しておく。だいたい1時間半ほどのカンファレンスだったのが、あっという間に時間が過ぎた印象だった。
プリペイドデータプラン3Gモデルには店頭手続き不要のプリペイドデータプランを新設する。20hプランには、128Kbps/20時間で980円。100hプラン:128Kbps/100時間+14Mbps/3時間 4,980円となっている。
定額プランにも対応予定であり、さらに3G+Wi-Fi、限定50万台には5000円のプリペイドデータプラン(100h)がついてくる。これで実質、Wi-FIだけのと値段的には変わらなくなった。
お試し接続50時間が店頭手続き不要のプランは便利ではないだろうか。コンビニで販売する。またはインターネットなどで買えるなら、時間が切れる前にチャージするなども可能かもしれない。
Vitaを毎回ネットで接続しておくことが必要なゲームはまだ見当たらない。常時接続で遊ぶゲームはおそらく出ると思うが、定額制もあるので、どちらを選ぶかはユーザー次第というところだ。
ロンチタイトルロンチタイトルとはVitaの発売日に一緒に発売されるゲームソフトのこと。最初の滑り出しに関わる重要な位置づけソフトは多いほうがいい。
また、様々なジャンルを取りそろえておくのが基本だ。そして、いつも持ってくるのがリッジレーサーなのだが、当然、今回も入っている。しかも、タイトルの数は26本と多い。
みんなのGOLF6
モンスターレーダー
@field
真・かまいたちの夜 11人目の訪問者
ドリームクラブZERO ポータブル
魔界戦記ディスガイア3 Return
塊魂 ノ・ビ~タ
リッジレーサー
ダーククエスト
マイケルジャクソンエクスペリエンスHD
BLAZBLUE CONTINUUM SHIFT EXTEND
FISH ON
アルティメット マーヴル VS. カプコン 3
真・三國無双 NEXT
F1 2011
地獄の軍団
ロード オブ アポカリプス
忍道2 散華
パワースマッシュ4
アンチャーテッド -地図なき冒険の始まり-
サワリ・マ・ク~ルみんなといっしょ
DL専用
勇者のきろく
Project N.O.E.L.S.
ブラウザ三国志 タッチバトル
ニコニコ動画
以上の26本。
カンファレンスの中で発表されたスクエニの二作品、「地獄の軍団とロード オブ アポカリプス」について少し補足しておく。なんでも地獄の軍団はゴブリン集団を率いて、地獄の魔物と戦っていくゲームのようだ。ロードオブアポカリプスは、ロードオブアルカナの続編タイトル。
26本もあるので続報に期待して欲しい。PVなどが東京ゲームショウ(TGS)で順序公開されていくと思われるので、その時に紹介したい。
また、PSPのDL販売ゲームはそのままVitaで遊べるとのこと。UMDの方は何か遊べるサービスを検討しているという。これについてはまだあまりわかっていない。
ニコニコ動画はゲームの実況に使えるのか?最後のニコニコ動画についてはゲームの実況というグレーの問題に関わるために、扱いが難しい。ただ、ニコニコ動画によってどんなゲームなのかを知ったという人もいる。
問題はネタバレなどをどこまで許すのかなどある。しかし、今回はゲーム実況が簡単にしやすくなったアプリというわけではなく、あくまでも映せるアプリだということだ。
これについてはカンファレンスでは、制作者が実況するのを認めたゲームのみを取り扱うなどという配慮が見られた。おそらく、格闘ゲームなどはこれに入るのではないだろうか。
格闘ゲームは梅原氏を始めとするプロゲーマーが産まれるほど、世界中で人気となっている。大小様々な大会が行われ、Ustreamで生中継されている。
ネタバレされて辛いゲーム「RPG」「アドベンチャー」などは難しいが、すでに販売が終了しているゲーム。ファミコンソフト、スーパーファミコンなど、ネタバレはどうなのか。これについては著作権にも関わる大事なことなので、安易に良いとか悪いとかを決めるのは難しい。
メーカーがどのように判断するのか。グレーゾーンに線を引くのか。大いに悩むことではあるが、ゲーム人口拡大のために、有力なコンテンツとなっているニコニコ動画を利用しないのはもったいないだろう。宣伝として利用するか、ネタバレされるので排除するか。メーカー側の判断を待ちたい。
ざっとカンファレンスの内容を整理したのだが、このようにPlayStation Vitaが持つ可能性を大きく見せてもらった内容となった。実はこれ以外にもまだまだサプライズが残っているので、続報に期待して欲しい。
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