実店舗への来店をデータとして扱うシステムを拡充
株式会社オプトホールディングのグループ会社であり、マーケティング事業を行っている株式会社コネクトムより、位置情報マーケティングの来店計測をより簡単に行うことができるサービスである「Googleマイビジネス一括管理機能」を拡充したとの発表があった。
今回のこのシステムはコネクトムの『探す人とモノがあるスポットのマッチングシステム』である「toSTORE(トストア)」に、「Googleマイビジネス」のデータフィード一括管理および更新機能を実装させることによって実現したもの。
コネクトムはもともと、企業ごとのターゲットユーザーの状況(エリア/周辺環境/趣味嗜好)に合わせたコミュニケーション設計を行っていた。
しかし昨今は業務内容を広げ、多様なデジタルメディアへのコンテンツへの配信、そしてその成果計測を支援し、購買の際に最も大きな影響を与える『実店舗』への来店を促進するサービスを提供している。これらを踏まえ、同社では今回サービスの拡充を行った。
より簡単にデータの計測が行える
今回の拡充により、「Google Store Visit」の利用時に発生するオペレーションの負荷(実店舗登録情報や情報更新といったもの)が軽減されるだけではなく、生活者の位置情報や店舗・商品・在庫情報をより簡単に測ることが可能となった。
「Google Store Visit」とはGoogleの行っているサービスのひとつで、いわゆる『来店コンバージョン(サイトを訪問した人が商品購入や資料請求をすること)』の度合いを測定するもの。
ホテルやレストランといった実店舗への来客を重視する業種において、広告クリックが実店舗の来店に影響を与えたかどうかを計測できるしくみとなっており、利用には「Googleマイビジネス」の登録が必要となる。
なおこのような位置情報マーケティング支援ノウハウに加え、「toSTORE」の活用にとどまらない外部の主要な位置情報アドテクノロジーパートナーとの連携を行うことにより、既に250社を超える有店舗事業者やメーカーの店舗集客において、コネクトムによる支援が開始されている。
(画像は株式会社オプトホールディングトップページより)
株式会社コネクトム プレスリリース
http://www.opt.ne.jp/holding/news/gourp/detail/id=3818