既存システムとの連携が可能に
2011年12月21日、住友セメントシステム開発株式会社、株式会社スマートスタイル、株式会社フィードテイラーの3社は、文書ファイルなどを簡単、かつ安全に配信できるiPhone/iPad向けのクラウドサービス「SYNCNEL for Enterprise」において、新サービス「マネジメントAPI」の提供を開始した。
これまで「SYNCNEL for Enterprise」は、iPhone/iPadなどのスマートデバイスを導入する企業が増加するに伴い、医療・不動産・ハウスメーカー・催事場などに単独のサービスとして採用されてきた。
グループ構成や権限に応じてアクセス管理が可能である「SYNCNEL for Enterprise」のさらなるユーザビリティー向上のため、同システムをLDAPサーバー、ActiveDirectoryサーバー、グループウェアなどとの連携、既存のイントラネットとシームレスに接続が可能となる「マネジメントAPI」を開発した。
気になる機能は
SYNCNEL マネジメントAPI により既存システムとの連携が可能になるのは、サーバーの基本設定の取得/更新、ユーザーの取得/編集、グループの取得/編集など。
「マネジメントAPI」の使用により、「SYNCNEL for Enterprise」の運用をプログラムで制御することが可能となるため、運用・管理部門の負荷を軽減させるのに役立つ。
現在は管理用情報の制御がメインのシステムだが、今後は各種ファイルやフォルダー構成での制御を可能にする予定。マネジメントAPIの価格は、月5万円(税別)となっている。
マネジメントAPIにより既存システムとの連携が可能になること
- サーバの基本設定の取得/更新
- ユーザの取得/作成/更新/削除
- グループの取得/作成/更新/削除
- 同期ポイントの取得/作成/更新/削除
- 利用端末の取得/作成/更新/削
- 接続ネットワーク制限情報の取得/作成/更新/削除

住友セメントシステム開発株式会社 プレスリリース
http://www.syncnel.biz/press/press20111221/