「学び」も次世代へ
2011年12月27日、富士通ネットワークソリューションズ株式会社(以下 FNETS)はiPad、Android、Microsoft Windows7に対応したタブレット端末を活用した次世代型の授業を支援するデジタル教材ソリューションを開発したこと発表した。
この次世代型デジタル教材は、東北大学加齢医学研究所・川島隆太教授と杉並区立和田中学校の協力の下に開発、2012年春より販売される。
文部科学省が2011年4月に、今後の学校教育(初等中等教育段階)の情報化を推進する方策を「教育の情報化ビジョン」にまとめたことでも伺えように、現在の教育現場では「一斉学習・個別学習・協働学習」のすべての場面において社会の情報化の発展に伴う最新のICT技術を活用した「学び」が求められている。これを背景とし開発されたソリューション。
FNETSが「基礎的な学習力と知識の習得」や「思考力・判断力・表現力の育成」、また生徒たちが互いに教え学び合う「協働教育」の実現を目的に開発された。
質の高いコンテンツを提供
デジタル教材は、川島教授監修のもと「集中力と記憶力」を向上させるためのオリジナルの教材と、育現場の教師や生徒たちのニーズ・視点を反映し、教師と生徒、または生徒同士で学び合う「協働教育」を促す授業支援教材(意見板)を開発。
技術だけでなく、コンテンツの質を高くすることにも力を入れている。
販売価格は、サーバーソフトウエア-1式とクライアントソフトウエア40セットを含んだ価格で97万円。(※サーバーおよびクライアントの機器は含まれていない。)出荷時期は2012年春の予定だ。

富士通ネットワークソリューションズ株式会社 プレスリリース
http://jp.fujitsu.com/group/fnets/topics/2011/1227.html