物語はサイエンスホラー
1月11日からフジテレビ系連続ドラマ『美しい隣人』が始まる。主演を演ずるのは『トリック』『ごくせん』など涼しげでどこか清楚な演技に定評のある仲間由紀恵(31)。しかし、今回演ずるのは珍しく悪女役だ。
実際、「え、こっちなの?」というのが、仕事のオファーを受けたときの本人の第一声という。役柄は歪んだ復讐心に駆られている悪女。しかも物語の内容はハリウッド映画『ミザリー』(狂気的なファンが人気小説家を監禁する物語)のような「ドメスティック(暴力的な)・サイエンスホラーというのだから、仲間の範囲外のように思える。
「女性は感情的な生き物といわれるが、沙希(役名)という女性はそのとき、その場を強い感受性で、ある意味真剣に生きてきて、こんな女性になってしまったのではと考えます」と仲間は冷静に役柄を分析しながら、珍しい役柄に意欲を示した。仲間の新しい魅力を発揮できるか?