パナソニック株式会社は、デジタルテレビ・ビエラと連携し、さまざまなクラウドサービスに対応するAndroid端末『ビエラ・タブレット』を開発し、「2011 International CES(2011CES)」にて試作機を公開した。
新しい切り口のAndroid端末が誕生
『ビエラ・タブレット』は、小型ディスプレイとタッチパネルが搭載されたタブレット型の端末だ。同社の液晶テレビ「ビエラ」との連携により、これまでのAndroidタブレットでは見られなかった新しい使い方を提案する製品となっている。
搭載されるディスプレイは、4型から10型程度となっており、複数のモデルが用意される。また、薄型・軽量性、長時間動作、耐衝撃性など同社がポータブル機器で培ったノウハウが活かされたハードウエアになるのだという。
なお、詳しい仕様などは明らかになっていないが、2011CESのコンセプト展示においては、以下の機能が紹介された。
(1) 「ビエラ」のインターネットサービス「VIERA Connect」が楽しめる。
(2) チャンネル切替えなどのテレビ操作ができる。
(3) マルチアングルのサブディスプレイとして使用できる。
(4) 映像視聴中にSNSと連動したコミュニケーションができる。
(5) 「eコマース」により、関連商品をすぐに購入できる。
Editor's eyes
これまでのAndroidタブレットといえば、PCや携帯電話の延長上に位置する物がほとんどであった。パナソニックが作るからには、家電という新しい切り口のAndroidタブレットに期待したい。
パナソニック株式会社リリース