成長率10%下
米IDCが1月13日、PC市場の減速傾向を示す調査結果を報告した。
IDCによると、同四半期の世界PC出荷台数は前年同期比で2.7%増加。同社の予想見込み5.5%を下回る結果である。背景には消費者向け製品に多少のマンネリ化が認められる他、iPadを始めとするタブレットデバイス商品との競合があると分析している。
ベンダー別では、首位は依然としてHewlett-Packard(HP)。続けてDell、Acer、Lenovo、東芝と続く。尚、2010年通期の世界PC出荷台数は、前年比13.6%の3億4620万台。IDCによると、2011年度はPC市場成長率が10%を下回るとしている。