株式会社レッツコーポレーションは、100V機器(一般家電など)を動かすことができるソーラーパワーステーション『ソーラー蓄発くん(ソーラーちくはっくん)』(型番: Li-2N)を、2011年6月4日に発売する。
ピークシフトにも活用可能
『ソーラー蓄発くん』は、容量900W/hの大容量リチウムイオンバッテリを内蔵するポータブル電源だ。ソーラーパネルとリチウムイオンバッテリがキャリングケースに収められており、太陽光または家庭用コンセントからの蓄電が可能だ。
本製品には、効率的に発電できる単結晶タイプで、13Wの発電能力を持つソーラーパネルが4枚使用されている。発電した電力は内蔵したリチウムイオンバッテリに蓄積されるのだ。フル充電の場合、一般的な扇風機(消費電力100W)を約8時間、液晶テレビ(消費電力150W)を約5時間使用できるという。
本体サイズは、470mm×360mm×160mmで、重量は約12kgだ。オプションとして、より高出力な80Wタイプのソーラーパネルマットが用意されている。なお、価格はオープンだが、市場想定価格は250,000円前後となっている。
Editor's eyes
本製品は、緊急の際の電源としてはもちろん、電力に余裕のある夜間に充電しておき、昼間に使用すれば、ピークシフト的に使用することもできるのである。普段でもアウトドアレジャーなどに役立ちそうな製品だ。
株式会社レッツコーポレーションリリース(PDF)