15日、三洋電機がホームベーカリー製品『GOPAN(ゴパン)』の出荷台数が10万台を超えたと発表した。尚、調査対象となった販売台数の集計は11日までのもの。
『ゴパン』は家庭にあるお米を投入する事で、簡単手軽にパンを作れてしまうという人気商品。メディアの紹介によって一気に認知度が広がり、現時点で国内家庭用パン焼き器市場で2割ほどのシェアを誇っている。あまりに注文が殺到した事から一時的に受注を停止していたが、4月からは順次販売を開始。順調に出荷台数を続伸させている。
尚、三洋電機は4月1日にパナソニック社の完全子会社化として編成され、『ゴパン』以後の製品には「SANYO」ブランドの刻印はない。ちなみに、三洋電機創設者はパナソニック創設者・松下幸之助の義弟・井植歳男。これまでも両社は程良い関係にあった。