企業の機密情報を保持したままiOS機器のカメラが使用可能
有限会社TRIARTは、企業上の機密情報を保持しつつ、iOS機器のカメラ機能を持ち込み制限を行うことなく、業務で活用させることができるカメラソリューションの「XCOA-CAM(クロスコア カム)」の販売を開始した。
(画像はプレスリリースより)
なおこのソリューションはトヨタ自動車九州株式会社と共同で開発したものである。
iOS機器は専用アプリでのみ撮影ができるようにするシステム
「XCOA-CAM」は、iOS端末(iPhone、iPad)に標準搭載されているカメラを始め、ほかのカメラアプリでの機能を利用できない状態にする。
その代わりにこのソリューション専用のアプリのみで静止画および動画撮影を行う。
撮影時には社員番号を入力してユーザ認証を行い、撮影可能なユーザを限定するとともに、このとき撮影したデータは端末内に残さず専用サーバにアップロードさせて、撮影者や閲覧者の特定を含むデータ管理を可能となるため、機密情報を扱う企業でもiOS端末を使っての撮影業務ができるようになる。
このサーバ内のデータは、閲覧可能なユーザを撮影者と管理者のみに限定し、情報流出を防ぐ。
セキュリティについてだが、TRIART社はこれまでにセキュリティの研究を重ねており、暗号化技術の「XCOA(クロスコア)」を保有・運営している。「XCOA-CAM」ではこの「XCOA」技術を応用することにより高いセキュリティが確保可能となった。

有限会社TRIART プレスリリース(@PressNews)
http://www.atpress.ne.jp/view/49789XCOM-CAM
http://triart.co.jp/xcoa_3.html