大阪府箕面市の小・中学校および高石市・熊取町の小学校にて導入
阪神電鉄鉄道株式会社が提供する、阪神安心サービスの「登下校 ミマモルメ」が大阪府箕面市の公立小学校・中学校の全校並びに高石市および熊取町の公立小学校の全校(3市町合計:小学校26校、中学校8校。児童・生徒総数16,764名)において、一斉に導入されることとなり、2015年度の入学式からサービスを開始したと発表した。
ミマモルメの概要
名称は、『阪神あんしんサービス「登下校 ミマモルメ」』であり、ICタグを持った子供が校門を通過すると保護者の携帯電話に通過情報をメールで送信するものである。
導入する学校に費用負担はなく、学校に設置する設備については全て阪神電鉄鉄道株式会社が負担するものである。
なお無線ICタグはハンズフリーのため子供に負荷をかけない(タグはランドセルに入れるタイプのため、誰がサービスを受けているかは分からないため、サービスを受けている対象への匿名性が保てる)
くわえて無線ICタグを持った子供が、この設備が設置された他の小学校および施設に行ってもメールが送信される。
なおこのサービスを導入した学校では、全校保護者を対象とする一斉メール配信サービスが無料で使用できる。対象は学年別、クラス別、児童別で可能である。
保護者からも好評を得ている
ミマモルメは、児童の校門通過情報を保護者にメール送信するサービスであり、無事に登校したことが確認できる安心感の他、帰宅の時間が予測できる利便性が保護者から好評を得ている。
なお他に昨年9月からスタートした「ミマモルメ GPSサービス」もあり、下校メールが届いてから帰宅まで普段より時間がかかっているときなど、児童の登下校時に不安を感じられたことのある顧客に多く利用されている。
くわえて、今回の一斉導入だが、学校への危機・システムを設置して、ミマモルメを利用できる環境の整備を行うものであり、保護者に登下校メールサービスの利用を強要するものではない。
(画像はプレスリリースより)

阪神電気鉄道株式会社 プレスリリース(@PressNews)
http://www.atpress.ne.jp/view/60456