一人暮らしの高齢者へ！ センサーなども備えたタブレット利用のみまもりシステム

ハイブリッドシステム株式会社は、ひとり暮らし高齢者用のみまもりシステム「Smyline」（スマイライン）を2015年6月16日より販売している。なおタブレットは、Androidの7インチ、SIMフリー（3GまたはLTE）を使用する。日本は現在平均寿命、高齢者数、高齢化が進んでおり、世界一の高齢化社会を迎えている。そのため親と離れて暮らす子世代にとっては高齢化する親の生活状況は気がかりである。

この製品は高齢者の親の様子および部屋の様子を確認するためのみまもりシステムである。みまもり側の家族はパソコンやスマートフォンを使ってインターネット経由で、親の状況が分かる。さらに海外からのみまもりも可能である。

主な特徴は次のようなものである。

1.安心・充実のモニタリング機能

豊富なセンサーで高齢者の活動状況が簡単に分かるのにくわえ、グラフで現在および過去の状態も見られる。さらにメールでリアルタイムの状態を知ることもできる。離れた場所からの操作で部屋をタブレットPCのカメラで撮影も可能である。

なおセンサーとしては、人感、温度、湿度、照度、音量、赤外線リモコン、脈拍の7種類がクレードルに装備されている。

2.ラクラク設定・カンタン操作

高齢者側では設定が不要で、電源を入れればすぐ使える。インターネットへの接続は、内蔵されているモバイル通信機能で行うため、自宅にネット環境がないとしても使用が可能である。そして操作はクレードルの押しボタンでも、タブレット画面のタッチどちらでも操作可能なうえ、音声読み上げ機能もついている。

3.お楽しみ機能

高齢者へ脳の活性化のため、毎日クイズが配信されたり、キャラクタ育成ゲームなどを用意している。音声読み上げ機能もついている。

4.ヘルスケア機器連携

指定のBluetooth通信機能が搭載された血圧計とワイヤレス接続することができるため、家族が測定した血圧データを常にチェックすることができる。

5.その他

メール受信、お薬飲用タイミングのお知らせ、記念日通知、Todayメッセージ通知、予定表表示等の機能も用意されている。

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