ソーシャルメディア利用率、FacebookがTwitterを抜く
インプレスR&Dのシンクタンク部門であるインターネットメディア総合研究所は20日、最新のスマートフォン/フィーチャーフォン利用動向の調査結果を発表した。調査はこの9月(企業)と10月(個人)、PC上でのインターネット調査を行ったもの。
この結果、個人のスマホユーザーの主なソーシャルメディア利用率は、Facebookが38.7%(昨年は25.4%)、Twitterが37.9%(同40.6%)と並んで高く、昨年との対比ではFacebookの利用率が13.3ポイント上昇する一方、Twitterは2.7ポイント減少していた。
利用時間全体に占める各用途別割合では、スマホユーザーは「メール/メッセージ」が28.0%と最大で、以下、「情報収集/ブラウジング」と「通話」が14.2%、「ソーシャルメディア」が13.2%となっていた。フィーチャーフォンとの比較ではメールや通話時間の比率が低く、データ通信を伴う情報収集やソーシャルメディアの利用時間の割合が高かったとのこと。
また、企業のモバイル機器導入決裁権者に対する利用動向調査では、スマホを業務に利用していると回答した企業(含む、トライアル&BYOD=私物端末利用)は、全体の41.7%(昨年は23.2%)、タブレットは34.2%(同17.5%)となり、両端末とも前年比で2倍近くと急速に利用が拡大していた。このうちBYODでの利用比率は、ともに3割程度を占めていた。

発表記事
http://www.impressrd.jp/news/121120/kwp2013