世界中で親しまれるツール
初めて聞いた知らない単語、ずっと前に習った歴史上の人物、ちょっと気になる歌手のプロフィール…。手元にインターネットにつながるパソコン、タブレット、スマートホンなどの端末があったら、調べ物をするときの選択肢の一つとして、多くの人が無料のユーザー参加型インターネット百科事典「Wikipedia」を選ぶのでは。
世界中のインターネット利用者に親しまれているツールのWikipediaは、これまでテキストを主体にしてきた。だが動画プラットフォームのオープンソース「Kaltura」を活用した「TimeMediaHandler」によって、WikipediaはHTML5バージョンの動画に対応できるようになった。
YouTubeの動画を挿入
「TimeMediaHandler」は、YouTubeでも使われる動画フォーマット「WebM」に対応。Wikipediaのページ内にYouTubeの動画を挿入することが可能になる。ユーザーは、視覚情報によるより分かりやすい情報にアクセスできるようになる。
Wikipediaの便利さに目で見る楽しみが加わり、今後ますます利用する機会が増えそう。「TimeMediaHandler」のフル機能版と、モバイルツール対応版は現在開発中だ。

Wikipedia
http://www.wikipedia.org/