スマホユーザーは頻繁にスキマ時間を使いネット利用
ニールセンは10日、インターネットの利用に関する調査として、スマートフォン(今回はAndroid OSに限定)とPCの利用動向を対比して公表した。新サービス「Mobile NetView」のパイロットデータの位置づけとなる。
この結果、9月時点での一人当たり月間インターネット利用時間は、スマホ利用者が1,492分(約50分/日)と、PC利用者の1,301分(約43分/日)を上回り、また、この利用頻度に当たるセッション数では、スマホ利用者の方がPCより3.5倍も頻繁にインターネットサービスを利用していたという。
そしてスマホでの利用時間内訳では、ブラウザを介した利用時間が一人当たり572分(19分/日)に対し、アプリケーションを介しての時間は920分(31分/日)と1.6倍も多くなっていた。スマホのセッション数内訳でも、ブラウザの56回に対しアプリが105回の約2倍と多かった。
また、セッション毎での平均利用時間は、PCの28分に対しスマホが9分だった。これについて同社は、スマホユーザーが日常行動の中で頻繁にスキマ時間を使って、インターネットサービスを利用しているライフスタイルが窺われるとしている。

発表記事
http://www.netratings.co.jp/news_release/2012/12/