仕事の効率・スピードやコミュニケーションUPに効果
マーケティング・リサーチ機関のMMD研究所は13日、私用スマートフォンの業務利用についての実態調査結果を公表した。調査は、先月末の5日間、全国の25歳~49歳のビジネスパーソンに対して行い、全558人(利用446人/未利用112人)からの有効回答によるもの。
この結果、業務利用している人の73.5%が何らかの効果があったとし、多い順に「仕事の効率・スピードのUP」(43.0%)、「社内コミュニケーションがとり易くなった」(33.4%)、「情報収集力のUP」(27.6%)、「顧客とのコミュニケーションがとり易くなった」(25.3%)などと回答している。
その一方で、業務未利用の人の理由は、「特に利用する必要ない」(69.6%)、「個人の端末で仕事をしたくない」(27.7%)、「会社で禁止されている」(10.7%)などだった。
業務での利用シーンについては、会社のメールは「会社のメールサーバ接続」(37.4%)などで全体で59.0%が利用し、「私用スマホでは見ていない」は41.0%だった。
またコミュニケーションでの利用では、「社員同士の電話連絡、電話会議に利用」(58.3%)、「顧客との電話連絡、電話会議に利用」(47.1%)などが上位を占めた。
このほかの私用スマホ利用は、「会社の資料取り込み」(56.1%)、「仕事のスケジュール管理」(44.8%)などとなっていた。

(引用)MMD研究所発表記事より
http://mmd.up-date.ne.jp/news/detail.php?news_id=1177