最軽量の脱着式ウルトラブックが日本初登場
レノボ・ジャパンは9日、キーボードを分離してタブレットとして使える脱着式のウルトラブック「ThinkPad Helix」を発表、同日から法人向けに販売を始めた(4月下旬からはレノボ・ショッピングにて開始予定)。
同社によると、脱着式ウルトラブックは国内初の発売となるとともに、国内最軽量となる(タブレット本体;約785g、キーボード一体;約1.61kg)。
同製品は、ディスプレイに11.6インチフルHD (1920x1080) IPS液晶パネルを採用、上下左右どの角度からも広い視野角を保つ。また高強度の「ゴリラガラス」(コーニング製)の採用で、流通や建築の現場や学校などでの使用にも適している。また10点マルチタッチに対応、Windows 8の新しいインターフェースも快適に使用できる。
駆動可能なバッテリーは、タブレットに約8時間、キーボードに約4時間と、計約12時間分を内蔵、ノートブックモードでの充電状態ではタブレットの充電を優先するが、各単体での充電にも対応している。
キーボード部分は、約8.8mmの薄い筐体にもかかわらず「ThinkPad X1 Carbon」と同等のキーボード打感を実現、長時間入力でも快適でミスタッチを軽減する設計とした。また従来のトラックポイントに加え、ガラス製クリックパッドに5つのボタンを埋め込んだ「5ボタンクリックパッド」を採用、指触りとともにデザイン性を高めている。
タブレット着脱で4つのモードから選択が可能
さらに、タブレットをキーボードから着脱する際、入力操作をタッチかキーボードのいずれをメインで使うかにより、4つのモード(ノートブック、タブレット、タブレット+、スタンド)から選択が可能で、効率よく使用できるようになっている。
なお対応OSは、Windows 8およびWindows 7 (7はドライバー提供のみ)で、価格は16万8000円からとなる。

プレスリリース<レノボ ジャパン>
http://www.lenovo.com/news/jp/ja/2013/04/0409.html