スマホで使える大臣シリーズ
サイボウズと応研は8月22日、サイボウズの提供する業務アプリ構築クラウド「kintone」と、応研が提供する基幹業務ソフト「大臣シリーズ」をデータ連携し、タブレットやスマートフォンで基幹業務パッケージを活用するソリューションの提供を開始した。
「kintone」は用途にあわせてwebデータベース型の業務アプリを構築できるサービス。営業の案件管理や顧客からの問い合せ履歴やクレーム 対応の管理、プロジェクトの進捗やタスク管理、従業員の業務日報などをwebアプリケーション化により効率化するもので、ノンプログラミングで誰でも簡単に構築することができる。
「大臣シリーズ」は一般・特定業種向け財務会計、販売管理、人事・給与・就業、顧客管理といった、目的や用途に応じ、様々な業種に合わせたテンプレートを提供することで、基幹業務の効率化を実現する。
この2つのプラットフォームを融合させることで、両社は更なる運用シーンの拡大を目指す。
(画像はプレスリリースより)
出先での情報入力・参照も簡単に
今回の連携により、「kintone」で入力したデータを「大臣シリーズ」に取り込むことが可能となる。
外出先からも「kintone」で構築したアプリケーションを使い、タブレット端末やスマートフォン等から簡単に「大臣シリーズ」への情報入力を行うことができ、利用者の利便性が向上するだけでなく、「大臣シリーズ」のデータを「kintone」のグラフ機能によって、より視覚的に参照することも可能となった。
また、「kintone」と「顧客大臣」の連携設定を行えば、「指定時刻に同期」「手動同期」「顧客大臣データ更新時に同期」と3種類の同期に関する設定が選択でき、二重入力の手間を軽減することも可能である。
連携ソリューションの活用シーンとしては、ハウスメーカーにおいて、顧客のアンケート内容から「見込案件精査」「案件進捗確認」「ターゲットの抽出」「DM発送」と、業務の流れにそった業務フローの構築や、保育園等では幼稚園・保育園における園児の状況を自宅にいる保護者と情報共有する例などを挙げている。

応研「大臣シリーズ」とサイボウズの業務アプリ構築クラウド「kintone」が連携
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