ウェアラブルコンピュータのニーズに応え
村田製作所は9月12日、サイズ・消費電力が同社従来比4分の1の超小型・超低消費電力Bluetooth(R)Smartモジュールを開発したと発表した。
同製品はBluetooth(R)Smart Ready対応製品と通信するためのモジュールで、小型SMDタイプとアンテナ内蔵SMDタイプの両方を用意し、Network ProcessorおよびStand Aloneの2通りの構成に対応している。
近年注目を集める眼鏡型デバイスや腕輪型活動量計等のウェアラブルコンピュータは、小型化や低消費電力へのニーズが非常に高い。
このような市場からの要求に応えるため、同社は従来品より大幅に小型化、かつ低消費電力化したモジュール開発を行った。
(画像はニュースリリースより。)
ヘルスケア機器の接続に
製品のサイズは5.4×4.4mmで、コイン電池で数か月から数年間の稼働を可能にする超低消費電力。
Bluetooth(R)v4.0に必要な全プロトコルスタックを内蔵し、通信距離は30m。
この通信技術はスマートフォンやタブレット端末などのモバイル端末への採用が進み、活動量計・体重計等の健康管理機器や、腕時計・小型センサ等の電池駆動機器とこれらのモバイル端末とをシームレスに接続する手段として普及することが期待されている。
同製品は2013年10月1日(火)から10月5日(土)に千葉県幕張メッセで開催されるCEATEC JAPAN2013で展示される。

村田製作所│ニュースリリース
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