期待のNFC搭載スマホ
MPayMe Japanは10月25日、スマートフォン決済サービス「ZNAP(ズナップ)」の利用に際して、ユーザビリティの向上のため、NFCを介したスマートフォンサービスの開発を、KDDIと共同検討を行う旨の合意書を締結したと発表した。
NFC(Near Field Communication)は、13.56MHzの周波数帯を使用した近距離無線通信規格のことで、世界で最も普及している「Mifare」や日本国内で交通系決済カードなどとして広く利用されている「FeliCa」の上位共通通信方式として様々なICカード規格と互換性がある。
情報の読み書きだけでなく通信することも可能なことから、NFCを搭載したスマートフォンが急速に普及すると予想され、幅広い活用が期待されている。
スマートフォン決済をより身近に
このような背景から、QRコードでの認証を主な通信手段とする「ZNAP」は、日本国内でのNFCの利用環境整備を進めるKDDIの協力を得ることで、スマートフォン決済をより身近なものへと変える有効なインフラ整備と判断し、商用サービスの検討を進めることとなった。
今後は、モバイルNFCに係るKDDIのノウハウとZNAPが持つスマートフォン決済ソリューションを基にした連携施策について協議していく。

znappay
http://consumer.znap.com/ja_JP/