クーポン管理もタブレットで
日立ソリューションズは11月15日、スマートフォンやタブレット端末、SNSを活用しO2O(Online to Offline)マーケティングを実現する小売向けソーシャルCRMサービス「ReBee」をクラウドで提供開始した。
このサービスは、顧客個人の趣味や嗜好にあったクーポンなどの情報を発信したり、その利用履歴を把握したりするもので、タブレット端末でのクレジット決済の利用も可能。
企業は、システムの初期導入費のコスト低減や運用の負荷軽減を図り、ユーザー数や事業の規模に応じてシステムを利用することができる。
「ReBee」には、電子会員カードとなるスマートフォンのアプリケーションReBee Cardや、顧客が来店した際にタブレット端末でクーポンの利用情報を取得できるReBee Tablet、クーポンなどのキャンペーン管理や顧客管理を行なうためのプラットフォームとなるReBee S-CRMなどの機能を備えている。
既存のサービスをクラウド対応
O2Oマーケティングは、インターネット上の情報から効果的にリアルな集客や販売促進への繋がるため、近年、積極的に取り組む企業が増えている。
日立ソリューションズは2012年10月から、スマートフォンやタブレット端末を活用したO2Oマーケティングツール「小売向けソーシャルCRMパッケージ」を提供している。
既に導入を進めている企業からの要望から、システム導入コストや運用負担の軽減、事業規模に応じたシステムの拡張性などに応えるため、クラウドサービスとして提供することとなった。

日立ソリューションズ│ニュースリリース
http://www.hitachi-solutions.co.jp/