「Android」苦戦、「iPhone」優位!
アメリカ人のスマホ利用実態調査の結果を米ニールセンが、この18日に公表した。昨年の10~12月のスマホ購入者の中で、44.5%の人が米Appleの「iPhone」を購入。10月に同じ調査を行った時に比べると25.1%の伸びだ。それとは反対に10月の調査から低下したのは、米GoogleのモバイルOS「Android」搭載端末の購入者数だ。61.6%から46.9%に数字を下げた。
「iPhone 4S」売れ行き好調が要因!
スマホ所有者全体でみるとiPhoneの割合は30%だが、Android端末は46.3%であることから、Androidの普及率は高い。今回の調査結果の背景には、昨年10月14日に現行モデルの「iPhone 4S」の発売がある。同社が昨年12月に行った調査でも、過去3カ月間のiPhone購入者のうち57%が「iPhone 4S」を購入したという結果が出ている。
ニールセンの調査によると、米国では46%の人がフィーチャーフォン(従来型携帯電話)も含めた全携帯電話におけるスマートフォン所有者だ。これを過去3ヶ月以内に端末の購入した人に限定すると、60%の人がスマホを選んだという結果が出ている。同時にスマホ市場も拡大傾向にあることがわかった。

日本ニールセン
http://jp.nielsen.com/site/index.shtml米ニールセン
More US Consumers Choosing Smartphones as Apple Closes the Gap on Android
http://blog.nielsen.com/nielsenwire/consumer/more-us-consumers-choosing-smartphones-as-apple-closes-the-gap-on-android/ニールセン・カンパニー合同会社
http://jp.nielsen.com/news/documents/J_20101203_Latest_US_Smartphone_Data.pdf