所有率が19%に急上昇
ワシントンDCに拠点を置くピューインターネット&アメリカンライフプロジェクトが1月23日、16歳以上のアメリカ人のタブレット端末と電子書籍リーダーの所有率は現在19%であると発表した。2010年3月にiPadが発売された直後の所有率は3%、2011年12月までは10%の所有率だったことから見れば、飛躍的な上昇である。
所有率は年収と学歴に比例?
この報告書によれば、タブレットや電子書籍リーダーの所有者の内、36%は年収が75,000ドル以上、16%が年収30,000ドルから50,000ドルであり、また所有者の最終学歴は31%が大学以上、15%が高校卒業である。この数字から所有率は年収と学歴に比例しているとまとめている。
本体低価格化も後押し
12月から1月にかけてのホリデーシーズン中は、これらをプレゼントとして購入、もしくは自分用に購入した人が多かったようだが、アマゾンなど大手各社がタブレット端末の価格を大幅に下げ、電子書籍リーダーにおいては100ドルを切る機種も登場するなど、本体の低価格化が所有率上昇の背景の1つにあるようだ。

ピューインターネット&アメリカンライフプロジェクト
http://pewinternet.org/Reports/2012/E-readers-and-tablets/Findings.aspx