全30の専門サイトのユーザビリティ診断結果を発表
トライベック・ストラテジーは5日、スマートフォンで主要サービスを展開している企業から、ポータルサイト、ECサイト、企業サイトと、不動産、金融など特定ジャンルの専門サイトから利用ユーザーの多い30サイトを抽出、ユーザビリティ(使い勝手)診断を行った結果を発表した。
これは、同社が毎年行っている「Webユーザビリティ診断」をスマホサイト向けに独自に開発した評価プログラムで、企業がサイトを通じたコミュニケーション活動の参考とするのが狙い。(今回調査は2月までの3カ月間)
評価は、アクセス性、サイトの明快性、使い易さ、コンテンツの適切性、サポート性など5分類61項目について、アナリストなどが評価したもので、最終的に100点満点でのスコアリングをしている。
ベスト3はHOME'S、野村證券、ZOZO TOWN
この結果、1位に住宅情報のHOME'S、2位に投資情報の野村證券のサイトが入り、専門サイトならではの高いユーザビリティを確保していた。また3位にはECサイトトップのZOZO TOWNが入り、比較的全項目で高いスコアとなったという。
なお、スマホにいち早く対応しているサイトが上位となり、これを介したユーザーとのコミュニケーション力強化がうかがえるとする一方、スマホ専用に最適化しているものは未だ少ないとしている。
<スマートフォンサイト上位10ランキング>
順位 企業/サイト名
1. HOME'S(専門サイト)
2. 野村證券(専門サイト)
3. ZOZO TOWN(ECサイト)
4. ハウス食品(企業サイト)
5. 東京メトロ(企業サイト)
6. 価格コム(ECサイト)
7. ユナイテッドアローズ(企業サイト)
8. 日産自動車(企業サイト)
9. アットホーム(専門サイト)
10. アマゾンドットコム(ECサイト)

全30サイトのランキング結果
http://www.tribeck.jp/usability/ranking/2012sp/発表記事
http://www.tribeck.jp/release/120405.htmlトライベック・ストラテジー(株)
http://www.tribeck.jp/