安否を「声」で知らせる
KDDI、沖縄セルラーは、2012年6月4日から、「災害用音声お届けサービス」の提供を開始している。
「災害用音声お届けサービス」は、震度6以上の地震が発生したときなどの災害が発生した場合に、同社のAndroid搭載スマートフォンで、音声を録音して、パケット網経由で送信することで、相手に安否状況を声で知らせることができるというもの。1音声メッセージは最長で30秒、音声メッセージの保存期間は、1件につき最大72時間となっている。
同社では、これまで、大規模災害発生時の安否確認用として、EZweb/IS NET上に「災害用伝言板」が開設され、安否情報の登録やインターネットを通じての閲覧を可能としていた。また、あらかじめ指定した家族や知人に対しての、伝言板登録通知メール機能も提供していた。
また、同サービスは、「au災害対策アプリ」のコンテンツに含まれており、今後は、「災害伝言版」と「緊急速報メール」と併せて提供されることになる。
利用方法の周知による混乱予防へ
なお、同サービスの「体験版」が、2012年6月4日から2012年6月30日の期間と、毎月1日・15日の午前2時から午後11時、または、国の「防災週間」および「防災とボランティア週間」といった時期に提供される予定となっている。

KDDI プレスリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2012/0604/index.htmlKDDI 「災害用音声お届けサービス」
http://www.au.kddi.com/notice/onsei_otodoke/index.html