アマゾン・スマホ、OSはAndroid。すでに通信特許取得へ
米アマゾン・ドット・コムは、アップルのiPhone(アイフォーン)と競合するスマートフォン開発を進めていることがわかった。日本でも近日発売が予告されているキンドルに次いで、近い将来アマゾン製スマートフォンが誕生する。
7月6日米報道が明らかにした内容によると、開発中の端末はOSはAndroidで、米アマゾンはすでにワイヤレス関連の特許購入交渉に入っている。
アマゾンがタブレット市場に次いでスマホ市場に参入するねらいは、携帯端末の低価格化やの品ぞろえに貢献して電子書籍やコンテンツ販売から収益を上げるだけではないようだ。2012年1-3月期(第1四半期)には韓国のサムスンAndroidやアップルiPhoneが牽引して出荷台数3億9840万台まで拡大した世界端末市場で闘う準備を着々とすすめている。
沸騰市場で相次ぐ訴訟もスマートに回避したい
好調なIT端末・通信市場で相次ぐ訴訟問題は、端末メーカーではないアマゾンにも降りかかっている。スマートフォン開発では、アマゾンは中国で携帯電話を受託生産している台湾系のメーカーと協力してワイヤレス関連技術の特許を取得し、特許訴訟を未然に回避するようだ。

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http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M6PTYC6TTDSU01.html