iPad×クラウドで、顧客サービス×コスト削減を最大化
野村證券は、7月からリテール事業の営業担当者約8,000人を対象にiPadの3G+Wi-Fiモデル8000台を配布し、コンサルティング営業強化を図ると発表した。
野村證券では、iPadの導入にあわせてソフトバンクテレコムが提供するクラウド型電子カタログサービスを活用する。各営業担当は顧客と対面しながらiPadでライフプランに合わせた運用計画や「<野村>の資産設計」などの各種ツールを駆使して顧客ニーズに応じたサービスをより迅速に提供でき、紙や営業ツール発行・配布コストも削減できる。
全国8000人組織でコンサルティング営業強化へ
野村證券は経営方針である「コンサルティング営業の強化」の一環として2011年から営業部門でのiPadの試験導入を行い、クラウドを活用して配布・導入する営業ツールや顧客サービスの開発をすすめてきた。
今回の導入対象者は、主にウェルスマネジメント課、ファイナンシャル・コンサルティング課、ファイナンシャル・アドバイザー課、ファイナンシャル・サービス課に所属する全国の営業担当者約8000人に上る。