活用内容はメールやスケジュール確認が4割で最多
パワー・インタラクティブは、営業業務にタブレット端末かスマートフォンを導入している企業担当者に対し、その活用状況と効果を把握するための実態調査を実施、その結果と分析を公表した。
調査は、ジャストシステムのセルフ型ネットリサーチにてアンケートを行い、300人からの有効回答を得たもので、この結果、タブレットやスマホを営業現場に全面導入している企業は約3割で、7割の企業が試験的な導入に留まっていたという。
活用内容については、「外出先でのメールやスケジュール確認」が4割で最多となったが、それ以外は「カタログや見本帳などのデジタル化」が2割となった他は、いずれも1割に満たない状況だったという。
また、営業現場への導入効果では、「積極的に活用」が15%で「活用できている」と合わせると72%となり、総じて高い評価だったとのこと。
同社では、今後さらに導入効果を上げていくには、個人の経験値に依存する面が大きい提案営業のスキルを、モバイル端末等で補完すべく標準化・効率化するのが重要とし、社内に蓄積された営業情報の活用がカギを握るとしている。

発表記事
http://www.powerweb.co.jp/report/mobile.html