今秋以降発売のiOS 6搭載iPhone・iPadには別アプリ
米Apple社は、スマホなどを動かすOS(基本ソフト)の新規版である「iOS 6」から、Google傘下の画像共有アプリであるYouTubeを標準搭載しないという。これを、7日付けの日経新聞などが報じている。
これは、開発者向けに配布されたiOS 6の試行版で判明したもので、Appleは表向き「ライセンス切れ」を理由にしているが、GoogleのOSのAndroidを搭載する韓国サムスンなど携帯端末メーカーとの競争が激化していることから、独自アプリを目指す動きとみられる。
iOS 6は、今秋以降に発売されるiPhoneだけでなく、iPadにも載せ替えられるとのことだが、これまでユーザーの多くは、バージョンアップとともにOSの載せ替えをしてきているのが実態。
したがって今後、iOS 6でYouTubeを使うためにはブラウザーから接続するか、Googleが新たに用意するアプリを取り込む必要がある。

日本経済新聞 発表記事
http://www.nikkei.com/article/Apple
http://www.apple.com/