遠隔地や多数の回覧先で効果を発揮するシステム
凸版印刷は10日、インターネットを使って時と場所に制限なく書類の校正や回覧ができるシステム「なおしてねっと!」を開発、8月下旬から提供を始めると発表した。
業務の効率化が叫ばれる一方、社内の機密資料・重要資料の回覧と承認が必要な場合、いまだに担当者が関連部門を回り「承認印」を貰うプロセスが残り、この効率化・見える化が課題となっている。
このシステムは、遠隔地や多数の回覧先をネットでつなぎ、PDFやMS Officeなどで作成された様々な資料の校正や回覧、認証業務を効率化、「見える化」するASPサービスで、煩雑な回覧の進行管理が一目でチェックできるとともに、初期コストが少なく簡単かつに手軽に導入できる。
同社が、包装材のデザインや商業印刷物の校正、回覧システムとしてクライアント企業毎に開発してきたノウハウを活用、機能を絞り込んで汎用化したもの。iPadなどタブレット端末での閲覧にも対応している。
価格は、初期費用が70万円から、月額は15万円からとなり、カスタマイズは別費用で対応が可能となっている。

凸版印刷 発表記事
http://www.toppan.co.jp/news/newsrelease1394.html