パナソニック株式会社は、充電することで約1500回の再利用が可能なニッケル水素電池の新製品、『EVOLTA e』を2010年4月から発売する。
環境への配慮や経済性の高さで注目を集めているのが充電池だ。『EVOLTA e』は、独自の充電池技術により、約1500回再利用することができる。また、利用可能時間も向上しており、懐中電灯やデジカメといった電力消費が比較的大きめの機器において、パナソニック製アルカリ電池よりも長時間利用できるという。
イニシャル&ランニングコストが安いのも本製品の特長だ。単3型×2のセットが645円、これに充電器を加えたセットが1089円という希望小売価格になっている。これは同社の従来型「EVOLTA」よりも250円ほど安く、同社系列となった三洋電機の「eneloop」よりも約150円安くなっている。ランニングコストは、1500回利用した場合、充電1回あたりのコストは約1.1円になる。
意外と身の回りで多く使われているのが単3型電池だ。しかし、アルカリやマンガンといった従来の乾電池は充電することができず、使用後はゴミとなるばかりだった。「これではエコロジーとは言い難い」、そんな気がしていた方にお勧めしたいのが『EVOLTA e』だ。

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http://panasonic.jp/charge/(編集部 清水昭)