韓国KT社の「Cashbee」
NTTドコモは10月9日、韓国の通信サービスのKT Corporationと韓国の電子マネーサービス「Cashbee」を、今後ドコモが発売するスマートフォンでも利用できるよう検討することで合意したと発表した。
おサイフケータイの海外利用拡大
ドコモとKT社はそれぞれのNFCサービスを両国で利用できるよう、2013年度上期を目標にスタートし、その第1弾として、ドコモのスマートフォンでCashbeeが使えるようにする。今回の合意は、2005年に両社で設立した事業技術協力委員会で、2011年2月から進めていたNFCサービスの相互利用実現のための第一歩となる。
ドコモとしては、おサイフケータイを国内外で利用できる環境を整え、電子マネーで世界をリードしていきたいという考えがあるようだ。
Cashbeeサービスは韓国ロッテグループのeB Card Corporationが提供するNFC対応の電子マネーサービスで、2010年8月から開始。現在、ユーザーは500万人。韓国国内のデパートやコンビニ、地下鉄、バスなど約5万2000ヶ所で利用することができる。

NTTドコモ プレスリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2012/10/09