タブレットを店頭に!
2012年10月より、パナソニックシステムソリューションズジャパン株式会社が、現在サービス提供中のデジタルサイネージクラウドサービスを、タブレット端末でも利用できるようになったと発表した。各種商業施設や小売店、そして金融機関などでの利用を可能にし、その活用を勧めている。
デジタルサイネージとは簡単に言うと、電車内で広告映像が流れているディスプレイをよく目にすると思うが、あれのことだ。欧米では街のあらゆる場所(病院、学校、商店等)に既に数多く設置されている。広告媒体としての販促用途が有名だが、例えばホテルのコンシェルジェのような相談・案内ツールや学校や会社内でのコミュニケーションツールとしても注目されている。
めくりたくなる
今回、パナソニックシステムソリューションズジャパン株式会社は、これをタブレット端末において可能にすることで、店舗内カウンターでの販促支援ツールとしての使用を提案している。また、このタブレット端末はパナソニックシステムネットワークス株式会社製の業務用タブレット端末「BizPad」で動作を行うが、この端末は防塵、防沫、耐落下強度に優れた特性を持っているので、湿気や水濡れリスクが多い、外食店舗や食品売場、不特定多数の人が触れるペットショップやCDショップなどでも安心して利用できる。
購入者側の利点としては、クラウド型サービスとなっているため、配信システム用のサーバー機器の購入が不要となる上、運用開始までの時間も短縮できる。また自分のパソコン一つで端末の情報の管理・操作が行えるので、スピード感と安心感がある。クラウド型サービスというのは、サーバーダウンの不安がつきものだが、この点に関しても、24時間サーバー監視を行っているので、安定稼働を実現している。それによって終日店頭での使用が可能である。何より、お客様が見て触れる電子カタログというのは店頭で目を引くものだろう。

クラウド型サービス「タブレットサイネージ」の提供を開始 パナソニック企業情報トピックス
http://panasonic.co.jp/news/topics/2012/103687.html