看護学部学生にタブレット貸与
シャープは10月16日、今年6月に大阪府立大学と開始したタブレット端末を利用した電子教科書の実証実験を拡大し、府立大学の看護学部3年次生を対象にこの10月から実験を開始したと発表した。
実験は、長期間の実習によって大学への通学機会が減り、教員の指導機会が減る学生に対し、Eラーニングの環境整備や効果的な自己学習の機会を与えることを目的としたもの。今回は、看護技術の動画や問題集、電子化した教科書をシャープ製のタブレットに収録し、学生に貸与する。
来年度以降本格導入予定
今回使用されるタブレットは、Android2.3搭載のタッチパネル式10.1型液晶。キーワード検索や、手書きでマーキングしたり、ノート機能も搭載しており、通学中などに学習することができる。
実験期間は2012年10月から2013年7月を予定。来年度以降の本格導入に向け、問題点を広く検証し、他大学へも積極的に紹介していくという。

シャープ プレスリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/121016-a.html