秋のキャンプ季節到来
秋の気配深まるこのごろ。キャンプ場でたき火を囲んで、ゆったりとした時間を過ごすのもいいですね。とはいえ、いまや生活の必需品となったスマホ、携帯電話の充電が気になる人も多いはず。そんなキャンプフリークへの朗報が、アウトドア用品メーカーのモンベルが発表した「BioLiteキャンプストーブ」です。
東日本大震災以降、太陽光による充電や、手回し、自転車などによる人力発電などさまざまなグッズが登場していますが、BioLiteキャンプストーブは、たき火で発生した熱を電気に変換し、スマホをはじめ、携帯電話、MP3プレーヤーや充電池など、USBポートから充電できるものであれば幅広く対応できそうです。
防災用品としても注目
モンベル・ジャパンの商品説明によると、キャンプ場などで拾った小枝やたきぎを燃焼室の中で燃やして電気に変換、発生した電気でファンを動かし、燃焼室に空気を送って燃焼効率を向上。ファンを回す電力が十分たまったら、その余剰電力をUSBポート経由で外部機器の充電に利用できるというもの。USBポートからの充電はいわば「おまけ」の機能ですが、アウトドアシーンはもちろん、防災用品としても注目です。
総重量は947グラム、大きさは収納寸法で直径127mm×高さ210mm。650mAh(3.7v)のリチウムイオン電池を内蔵。i-Phone4Sでは、約20分の充電で約1時間の通話が可能、iPhone 5への対応も公式にうたっています。
16,300円(税込み)の価格はちょっと迷う設定かも。販売は「年内」とこれからの予定で、さらにアウトドアに電気モノなんて邪道、なんて硬派なキャンパーもいるかもしれませんが、いざという時を考えれば、その備えに1台いかが?

モンベル・ジャパン
http://www.montbell.jp/