3000円台の国産タブレット!
11月11日、インド政府が世界で一番安いタブレット「Aakash 2」の発売を発表した。
BBCの記事によれば、インド政府は、インド国内の全ての教育機関において、このタブレットを使用してテクノロジー教育に役立てたいとのことで、インドの祝日である「教育の日」に発表された。
Aakash 2は、イギリス資本のDatawind社が開発した世界で一番安いタブレットである。
気になるスペック
7インチタブレットで、バッテリー使用時間は3時間。画素数は840×480ピクセルである。SDカードスロットとUSBポートがあり、Wifiでの使用のみで3Gには対応していない。
BBCのインタビューによれば、今後、10万台をインド国内の大学へ配布する予定だとのことである。
前作のAakash 1は値段どおりのスペックだったため、大規模普及には至らなかったが、今回そのスペックを大幅にアップデートし、バッテリー機能や操作のスピードを重視して改良を加えた。既に、ユーザーからは良い感触を得ている。
インドは12億人の人口に対して、インターネットユーザーは150万人である。その潜在的なタブレット市場は大変ポテンシャルを秘めていて、今回のAakash 2がその火付け役になるとインドの調査会社がBBCのインタビューに答えている。

インド教育用安価タブレット発売 BBC
http://www.bbc.co.ukAakash 2 Datawind HP
http://www.datawind.com