Android5.0でも開発ができるようになった
インクリメントP株式会社は、業務用オフライン地図アプリ開発キットの「MapFan SDK」のAndroid版をver.2.0にバージョンアップした。
このアプリはAndroidおよびiOSというモバイル2大OSに対応しているだけではなく、今回のバージョンアップで、新しく64bitアーキテクチャに対応したため、Androidの最新版である5.0環境でも開発をすることが可能となった。
オフラインで表示が可能な地図が作製できる
MapFan SDKはスマートフォンおよびタブレット向けのネイティブアプリ開発において、オフラインの地図機能を簡単に組み込むことが可能な地図アプリの開発キットである。
開発した地図アプリは、データを端末ローカルに格納して使用するため、地図表示やルート検索、各種検索といった機能すべてをオフラインにて使用が可能となる。これは災害時対策や、通信の届かないエリアなどで活用することが予想できる。
地図は日本全国をくまなく網羅した計15段階スケールの地図データを利用することができる。これは1,300以上の都市において、家の形まで詳細に分かる詳細都市地図が収録されている。
なお地図は年12回、毎月地図更新をしており、利用端末から直接のダウンロード更新が可能となっているため、新鮮な地図情報を利用することが可能である。
くわえて、47都道府県を用途に合わせて任意に組み合わせて利用できるよう、地域分割データも提供している。
言語は多言語対応しており(日本語・英語・韓国語・中国語【繁体字/簡体字】)これらの地図注記表示にも対応しているため、外国人旅行客向けの案内支援に使うことも可能である。

インクリメントP株式会社 プレスリリース(@Press)
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