「さくらのクラウド」と「SendGrid」が提携開始
さくらインターネットは自社運営のデータセンターで、インターネットのインフラサービスを提供している会社である。行っている事業のひとつにクラウドサービスの「さくらのクラウド」がある。
そして株式会社構造計画研究所(以下KKE)が提供している会社にメール配信サービスの「SendGrid」があるが、今回「さくらのクラウド」と「SendGrid」の業務提携を行い、2016年7月14日より「さくらのクラウドユーザー向け特別プラン」を提供開始したと発表した。
無料配信数やAPIが充実
KKE提供の無料サービスでは1カ月の無料配信数は400通であるが、「さくらのクラウド」を使用しているユーザーならば、コントロールパネルにて登録をすると「さくらのクラウドユーザー向け特典プラン」が適用され、月25,000通までメールを無料で送ることができるようになった。
もともと「SendGrid」のメール配信サービスは、クラウドのメール配信サービスであるため、メール配信基盤の維持および運用に顧客の管理が不要であるとともに、ビジネスの成長に合わせた柔軟なスケールアップが可能である。
くわえて、メールの到達率を高めるための送信ドメイン認証への対応、配信状況や開封・クリックのリアルタイム分析機能といったメール配信に必要な機能が多数提供されているほか、開発者向けにさまざまなAPI(ソフトウェア資源)が提供されている。
そのため日々のメール運営にかかる手間を軽減することや、最大送信量に合わせたインフラの確保、という無駄なコストの削減が可能となった。

さくらインターネット株式会社・株式会社構造計画研究所 プレスリリース
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