「nex8」が「BidSwich」と接続開始
インターネット広告事業を行っている株式会社ファンコミュニケーションズは、広告配信プラットフォームとして「nex8(ネックスエイト)」を運営している。
その「nex8」だが、2016年6月に株式会社アイビーオンウェブジャパンが運営しているRPB(リアルタイム入札)取り引きの標準インフラである「BidSwich(ビッドスイッチ)」へ接続開始したと発表した。
システム概要
これによって「BidSwich」と接続している国内外100以上のメディアが、広告収益最適化を支援するシステムの「SSP」へもスイッチを入れる要領で広告配信が可能となる。
つまり広告配信の買い手であるRTBと、売り手となるSSPと個別に契約しなければならなかったシステムも、「BidSwich」と接続をすることにより、RTB取り引きの標準インフラにおいて、より簡単に広告主の利益最大化を支援する仕組みを開始することが可能となる。
すなわち「nex8」は開発コストを低減しながら配信先を拡大できるようになったのである。
ほかにも不正ボットによるインプレッションの排除機能である『不正インプレッション検知機能』や、広告の配信ロジックを学習して多数の広告リクエストの中から、自動的に不要なものの排除を行う『SmartSwiching』のラーニング技術といったものがあるため、「nex8」のさらなる広告効果の向上も期待できる。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ファンコミュニケーションズ プレスリリース
http://www.fancs.com/