新たにSSLサーバー証明サービスを3プラン提供開始
自社で運営するデータセンターにて、インターネットインフラサービスを提供しているさくらインターネット株式会社は、2016年6月15日より、SSLサーバー証明(情報通信先のサーバーサイト運営組織が実在していることを証明すること)サービスである「さくらのSSL」の新プランとして、株式会社日本レジストリサービス(JPRS)のSSLサーバー証明書3プラン提供を開始した。
今回の拡充は、同一ドメイン名の配下にあるすべてのサブドメインに対して、証明所を設定することが可能となる「ワイルドカード」対応のSSL証明書を中心に行われた。
今回新たに提供するのは、「ドメイン認証型(DV)ワイルドカード証明書」「組織認証型(OV)証明書」「組織認証型(OV)ワイルドカード」の3プランである。
なおこのJPRSは、日本を表すドメイン名「.jp」の登録管理を行う唯一の組織である。「.jp」ドメインは140万件以上の登録実績とともに、無事故・無停止で運用されている安心と信頼の品質をこのSSL証明書でも実現している。
プラン概要
ドメイン認証型(DV)ワイルドカード証明書は、一つのドメインがあれば複数のサブドメインに対し、一つの証明書だけで設定が可能となる。年額料金は16,500円で認証レベルはドメイン認証。
くわえてサーバー台数も無制限になるため、負荷分散するための複数台構成もコストを抑えつつ暗号化できる。
組織認証型(OV)証明書(年額44,000円で認証レベルは企業認証)および、組織認証型(OV)ワイルドカード証明書(年額88,000円で認証レベルは企業認証)は、ワイルドカード対応のプランを選択することにより、こちらも同一のドメイン名の配下にあるすべてのサブドメインにサーバー台数無制限で設定することができる。

さくらインターネット株式会社 プレスリリース
https://www.sakura.ad.jp/press/2016/0615_jprs/