ダイレクトメールがより効果的になるシステムが登場

株式会社博報堂DYメディアパートナーズ、株式会社ブレインパッド、福島印刷株式会社は、マーケティングオートメーション（以下MA）を活用して、顧客ごとにパーソナライズしたダイレクトメール（以下DM）の自動発送するシステムにて顧客ごとに異なる文面や画像を印刷するDMシステムの「バリアブルDM連係ソリューション」の提供を開始したと発表した。この取り組みだが、博報堂DYメディアパートナーズがマーケティングシナリオの策定および戦略の立案、ブレインパッドが「Probance Hyper Marketing」をはじめとするMAの導入、福島印刷がMAおよびDMの連携部分の構築を担当した。

このソリューション（コンピューターシステムによる業務改善方法）は、従来画一的にならざるをえないDMを、顧客の関心や反応に応じてコンテンツを最適化したうえで自動発送を行うほか、Eメールの閲覧状況が「Probance Hyper Marketing」システムによってモニタリング可能となるため、閲覧状況に応じてコンテンツを変え、顧客に最適なDMの再送が実現できる。

このようなシステムを利用した改善方法は、従来オンラインおよびオフラインで分断されていた販促システムを一体化させると同時に、「Eメールを送ったものの開封されなかった顧客に対して新たにDMを自動発送し、反応をうながす」というような、顧客の関心に近づき興味をひくコミュニケーションの実現が可能となる。

このソリューションのオンライン施策は、一般的に開封率が高い傾向にあるオフライン施策とシステム連係の改善によるものだが、MAとバリアブルDMを連係させた自動発送方式を実用化したものは、国内でも先例がない。

なおこのソリューション第1弾は、大手化粧品メーカーの統合マーケティングオートメーション環境に導入された。

このメーカーは2016年春にブレインパッドのEメールモニタリングシステムを導入し、分断されていたデジタル広告にて新規顧客獲得施策を行うとともに、メールとLINEで分けて行われていた顧客育成施策の一体化を可能とした。

（画像はニュースリリースより）




株式会社博報堂DYメディアパートナーズ 株式会社ブレインパッド 福島印刷株式会社 ニュースリリース
http://www.brainpad.co.jp/news/2016/07/28/3140

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