人工知能を利用したレコメンド機能の開発
株式会社FRONTEOの100%子会社であり、人工知能によるデジタルマーケティング事業を展開している株式会社FRONTEOコミュニケーションズは、株式会社IDOM(旧社名:株式会社ガリバーインターナショナル)が運営している中古車販売店のガリバーで利用されている「クルマコネクト」にて2016年10月14日よりレコメンド(利用者の好みにあった物品を勧めること)機能を提供開始すると発表した。
「クルマコネクト」は人工知能KIBIT(キビット)の組み込みにより、より精度の高い車種のレコメンドがガリバーにて行えるようになる。
従来の「クルマコネクト」にO2O機能を融合
「クルマコネクト」は、ガリバー最大の強みである「リアルの営業現場」での営業活動データを人工知能へ利用し、「デジタルマーケティング」を合わせたO2O(ネット上からネット外へ行動を促す施策)のオンライン接客型サービスとして、2016年1月より提供が開始された。
オンライン型サービスの「クルマコネクト」へ
さらにシステムは2016年3月より共同でPoC(概念実証)を行うとともに、6月からは幅広い車種をふくむ大規模データ(ビッグデータ)を用いた開発およびインターフェイスのデザイン開発を行ってきた。
そして今回人工知能を組み込むことにより、車種の評価点数や購買・閲覧履歴に基づいてのレコメンドを行わず、過去の利用者が蓄積していった車種やレビューコメントでの分析が可能である。
そのため新しい顧客の好みとこれらのデータをマッチングさせ、より精度の高いおすすめを実現させることにより、顧客はより希望にかなったクルマの提案を受けることが可能となる。
(画像はプレスリリースより)

株式会社FRONTEO プレスリリース(PS TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000148.000006776.html