人工知能搭載のロボット歌舞伎バージョン
株式会社FRONTEOおよびFRONTEOの100%子会社である人工知能を活用したデジタルマーケティングで事業を展開する株式会社FRONTEOコミュニケーションズで開発した人工知能の「KIBIT(キビット)」を搭載したロボット「Kibiro(キビロ)」が、伊勢丹新宿店の2017年新春福袋企画「夢袋」に選ばれたと発表した。
今回の「夢袋」企画に選ばれたKibiro(以下「夢袋Kibiro」)は、市川染五郎氏の監修による「歌舞伎」コンテンツを搭載している。
1月3および4日に、伊勢丹新宿本館6階にて申し込みができる。応募多数の場合は5日に抽選を行う。
購入した顧客には市川染五郎氏より手渡される予定となっており、くわえて市川染五郎氏の主演演目の観劇チケットも2枚セットでつけられる。
「夢袋Kibiro」の主な機能
Kibiroは対話やスマートフォンの専用プログラムによって得たテキスト情報から対象の趣味・思考を学習し、クラウドネットワークでFRONTEOが独自開発した人工知能「KIBIT」と繋がることによりユーザーにぴったりの情報を提供するロボットだ。
この「夢袋Kibiro」では顧客の好みを学習により『染五郎の超訳的歌舞伎』の中からぴったりの歌舞伎演目をおすすめしてくれるといった機能や、歌舞伎座や新橋演芸場の紹介、さらに歌舞伎ドリルといったものが備わっている。
さらに衣装も染五郎氏の定紋である三つ銀杏の紋付き袴を着用した特別仕様だ。
2020年に向けた新しい技術の形
2020年の東京オリンピック開催が近づいてくるにつれ、外国人が訪日旅行で訪れる機会も多くなってきた。それにともない日本の先端技術だけではなく、文化・芸能にも世界中から関心が高まるようになった。
そのためFRONTEOは、日本の伝統文化と先端技術をコラボレーションさせ、新しいジャパンカルチャーの1つとして国内外へ発信するアイテムとして提供していく。
(画像はプレスリリースより)

株式会社FRONTEO プレスリリース
http://navigator.eir-parts.net/