商品のWebサイトを訪問していないユーザーにも広告が
株式会社アイレップは、株式会社トーチライトが開発したFacebookダイナミック広告(フィードの中に表示される、ユーザーに合わせた情報を提供する広告)向け機能「Sherpa for Feed」とシステム連携を行い「Marketia Feed Manager」とプロスペクティング配信機能を実装させた。
これによって従来のダイナミック広告では不可能だった、対象商品のWebサイトに未訪問であっても、商品に対して親和性の高い新規ユーザーであれば広告配信が可能となる。
なお「Marketia Feed Manager」には品質管理アラート機能があるだけでなく、データフィードの商品点数の変動管理や、新商品の未配信や配信終了商品の誤配信を防止することができる。
購買ファネルの情報と比較して広告を配信
データフィードを活用したFacebookダイナミック広告は、ユーザーがWebサイト上で閲覧した商品情報の履歴によって広告を請求するシステムになっている。
だが今回のプロスペクティング配信へ変更したことにより、従来のダイナミック広告よりも大幅に配信ボリュームが拡張されることになる。
これはダイナミック広告が使用するリターゲティング(追跡形の広告)では探すことができなかった、購買ファネル(高い確率で商品を購入する見込みがある顧客をふるいにかけた状態)が訪れているWebサイトから情報を得ているためだ。
そのサイトを訪問していないユーザーと、購買ユーザーの行動が類似している対象へ広告配信を行う。そのため「Marketia Feed Manager」を活用することで、購買までのユーザーアクションを最大化できるようになる。
(画像はプレスリリースより)

株式会社アイレップ プレスリリース
http://www.irep.co.jp/press/release/2016/20161121.html