パナソニック株式会社デジタルAVCマーケティング本部は、デジタルハイビジョンビデオカメラの新製品『HDC-TM700』を、2010年3月10日から発売する。
『HDC-TM700』は、R・G・B(赤・緑・青)の各色専用センサーにより、色再現性に優れるハイビジョン映像が撮影可能な、デジタルビデオカメラのハイエンドモデルだ。
記録される映像は、世界初の1080/60pを実現している。従来の1080/60iと比較すると、映像の情報量が2倍となり、速い動きの被写体もくっきりと撮影できるようになった。さらに、1080/60iで発生していた、斜め方向のノイズが抑えられている。
また、低照度時の撮影で発生していたノイズも大幅に低減され、夜景や屋内撮影などの暗い場所でも高画質での撮影が可能となった。他にも、好みの映像に調整可能なフルマニュアル操作や、風の音を抑える「風音キャンセラー」など、多彩な機能が用意されている。なお、価格はオープンとなっている。
撮影した映像をデータとして記録するビデオカメラは、PCとも相性が良い。その気になれば、加工や編集も可能だ。そのためには、ベースとなる映像は美しい方が望ましい。『HDC-TM700』なら、高品質の映像を記録できるため、映像ソースの撮影には最適と言えるだろう。
http://panasonic.co.jp/(編集部 清水昭)