ソニー株式会社は、3D視聴に対応した機種や、シンプルで美しいモノリシックデザインを採用した機種など、液晶テレビ「ブラビア」の新商品5シリーズ12機種を、2010年4月30日から順次発売する。
目玉は3D対応
「ブラビア」の新機種は、『LX900』、『HX900』、『HX800』、『NX800』、『HX700』の各シリーズから12機種が発売される。共通する特長としては、進化した同社独自の4倍速技術や新開発液晶パネルの採用、ネットワーク機能の強化などがあげられる。
『LX900』、『HX900』、『HX800』シリーズの8機種においては、フルHDの3D映像に対応している。3D映像を鑑賞するための専用メガネは製品に同梱されるが、別売としても用意される。また、リモコンの「3D」ボタンを押すことで、2Dの映像を疑似的に3Dで表示する機能も搭載されている。
『LX900』、『HX900』、『NX800』、『HX700』の10機種においては、液晶テレビ「ブラビア」など、同社のホームエンタテインメント機器に共通のデザインテーマとなっている「モノリシックデザイン」が採用されている。飾り気のないシンプルな仕上がりとなっているが、凛とした存在感は明確になっている美しいデザインだ。
また、『LX900』、『HX900』、『HX800』、『NX800』の各シリーズにおいては、消費電力が少なく美しい発色を見せてくれるLEDバックライトや、こまめな省エネを実現する「人感モニター」など、エコな機能も搭載されている。なお、価格は各シリーズともオープンとなっている。
Editor's eyes
フルHDや倍速表示など、映像を美しくするための機能は出そろった感があり、次のポイントは3Dであると予想されている。しかし、ソフト側が対応しない限り3D映像を楽しむ機会は少ないかもしれない。その点、「ブラビア」では疑似3D表示機能を持っているので、購入後すぐに楽しめるのは良さそうだ。
ソニー株式会社リリース