日立アプライアンスが圧力＆スチームで蒸気カットの炊飯器を発売

日立アプライアンス株式会社は、圧力とスチームの両方を使ってご飯を炊くIHジャー炊飯器『蒸気カット 極上炊き 圧力＆スチーム RZ-KV』を、2010年6月10日から発売する。

本製品は、最高1.3気圧の圧力により内釜の温度を最高107度まで上げながら、高温スチームを送り込んで炊飯することで、0.54L（3合）を約39分で炊き上げることができる炊飯器だ。高温スチームを使用することで、従来製品よりも甘みが約7%多いご飯に仕上げることができるという。

また、炊飯中の蒸気を水にしてためることで、蒸らし・保温時のスチームとしてリサイクルする「蒸気リサイクル機構」が改良され、保温中に使用するスチーム量が約1.4倍に増えた。このため、40時間保温後でもご飯の含水率は64.6％と、従来機種よりも高くなっている。

炊飯中に蒸気をほとんど出さない「蒸気カット」機能が使えるメニューも増えており、「白米・快速」や「五穀米・炊込み」など、さまざまな炊飯メニューで使えるようになっている。

本体サイズは、W258mm×D378mm×H236mmで、重量は約6kgだ。カラーバリエーションとしてパールホワイトとメタリックレッドの2色が用意される。なお、価格はオープンとなっている。

炊飯器から上がる蒸気はご飯が炊けたサインではあるが、壁や窓などを汚す原因にもなっている。しかし、本製品なら「蒸気カット」機能により、無駄な蒸気が外に出てくることはない。さらに、蒸気をリサイクルするというエコな仕様も素晴らしい発想である。



日立アプライアンス株式会社
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