パナソニック株式会社 デジタルAVCマーケティング本部は、アンプ、スピーカー、サブウーハーを内蔵したオールインワンタイプの『シアターバー』2機種、『SC-HTB50』および『SC-HTB10』を、2010年6月11日から発売する。
「振動キラー」機能により不要な振動を抑制
『SC-HTB50』および『SC-HTB10』は、ドルビーデジタル/DTS/AACの各種デコーダーを内蔵する、フロントサラウンドタイプのホームシアターシステムだ。さらに、ドルビープロロジックや各種サウンドモード、ドルビーバーチャルスピーカーで2チャンネル音声もバーチャルサラウンドで楽しむことができる。
本製品には、低音再生から生じる不要な振動を抑える「振動キラー」サブウーハーが搭載されている。前後に対抗配置された2つのウーハーが不要な振動を打ち消し合い、階下や隣室への振動伝達を抑えてくれる。また、新「明瞭ボイス」の搭載により、人の声をより聴き取りやすい音質に調整すると共に、高い臨場感を実現している。
さらに、対応する「VIERA(ビエラ)」と接続することで、内容に合わせて自動でサウンドモードを切り替える「番組ぴったりサウンド」と、この機能と連動して自動で省電力モードに切り替える「番組連動おまかせエコ」機能が利用可能となる。
本体サイズは、『SC-HTB50』がW1029mm×H108mm×D58mmで、『SC-HTB10』がW800mm×H108mm×D58mmとなっている。奥行きが58mmとスリムなため、テレビラックの中やラックの上、専用壁寄せスタンドや壁掛け設置など、さまざまなセッティングが可能だ。
2つのモデルは、横幅のみが異なっており、『SC-HTB50』が50~42V型に、『SC-HTB10』が42~32V型の「VIERA」に対応している。なお、価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
5.1chのホームシアターは、セッティングが難しく、設置場所も限定されてしまう。その点、フロントサラウンドのシステムは比較的手軽に設置可能だ。本製品には、不要な振動を抑えてくれる「振動キラー」や、音声が聴きやすい新「明瞭ボイス」などの機能が搭載されおり、普段使いのホームシアターとして活躍してくれそうである。
パナソニック株式会社リリース