日立ライティング株式会社は、E17口金用のLED電球4.3Wタイプ(電球色相当、昼光色相当)、7.0Wタイプ(電球色相当、昼光色相当)の計4機種を、2010年8月6日から発売する。
光が広がる「ビックカバー」を採用
本製品は、発光面(グローブ)の面積が大きい「ビッグカバー」が採用されているのに加え、ネック部にくびれをもたせたミニクリプトン電球に近いデザインとなっており、ソケット付近が狭い器具でも容易な取り付けが可能だ。
また、光が拡散しやすい「ビックカバー」により、ソケットが斜めに設置されている器具においても、照度のムラが出にくくなっている。
本製品の場合、ほぼ同等の明るさを持つミニクリプトン電球と比べ、消費電力を約88%削減できる。さらに、寿命は20倍の40,000時間であり、大幅な省エネ化と長寿命化によるメンテナンス性の向上が可能となるのだ。
サイズは外径がφ45mm×全長81mmだ。明るさは、4.3Wで260/340ルーメン、7.0Wで360/480ルーメン(いずれも電球色相当/昼光色相当)である。なお、価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
ダウンライトなどの間接照明に使われることの多いE17口金で使えるLED電球が増えてきた。ただLEDであれば良かった時代は終わり、付加価値を追求するフェーズに入ったようだ。今回発売となる製品も、光の拡散や取り付けやすさが配慮されたデザインとなっているのである。
日立ライティング株式会社リリース(PDF)