「キンドル・ファイア」がシェア率2位に
情報提供会社であるIHS社は2011年12月2日、2011年11月15日に発売されたばかりのAmazon社タブレット、「キンドル・ファイア」が2011年末の4半期決算にてタブレット・コンピューター市場の13.8%を獲得し、iPadに次いで2位となることを発表した。
「キンドル・ファイア」は2011年12月末までに、390万台もの出荷を予定している。これは、今までアップルの後を追っていたサムスンを4.8%も上回り、1位のiPad65.6%に次ぐ結果だ。
これにより、タブレット・コンピューター市場の拡大が大幅に見込まれており、2011年末にはタブレット機が世界で6470万台普及されると考えられている。
2010年末は1730万台だったため、市場成長率はなんと273%ということになる。
日本での発売は?
日本ではまだ未発売の「キンドル・ファイア」、価格は199ドル。(2011年12月2日の為替で15700円程)
タブレット端末初心者に対してもかなりハードルが低い価格となっているのが、今回の勝因のようだ。また、タブレット2代目としてもお手ごろな価格であるのも魅力だ。
気になるアプリだが、アマゾンのアプリストアにて無料・有料ともにコンテンツを提供している。提供されているコンテンツは、映像・音楽・ゲームと盛りだくさんだ。
現在、日本語のコンテンツも各社と協議中だとか。今回の「キンドル・ファイア」の快進撃をあわせて考えると、そう遠くはない未来に日本でも発売されるかもしれない。

「キンドル・ファイア」公式サイト
https://kindle.amazon.com/IHS社リリース文
http://press.ihs.com/press-release/design-supply-chain/red-hot-kindle-fire-blazes-its-way-second-place-media-tablet-marke